新潟県の移動オービス導入決定で、導入都道府県が全国の8割越え!!
2020/02/19
超過速度15km/h未満での検挙が前年比8倍!になったのは、移動オービス効果ですか?
この2月、新潟県警がやっと、移動オービスの導入に向けた予算を令和2年度予算に計上したことを公開した。早ければ春先から秋にかけて運用が開始されるはずだが、それにしても、これで移動オービス導入(予定含む)都道府県は39に。なんと、全国の都道府県警の8割以上が、移動オービスを所有することになったわけだ。
まさに、日本全国、移動オービスだらけ。今のところ、総台数はたいしたことはないが、その内、あちこちで追加導入されることになることは確か。お巡りさんたちもきっと、従来の面倒くさい作業が軽減されて、喜んでるに違いない。
が、これはドライバー達にとっては大迷惑。ちなみに上の表を見て欲しい。この2/13に、警察庁が発表した「道路交通法違反の取締り状況」で目を引くのが、今まではほぼセーフゾーンだったはずの15km/h未満のスピード違反による検挙数が、なんと昨年の8倍に増えているのだ! もちろん、これが移動オービスの普及によるものとはただちには言えないにしても、最近、めっきり減ってしまった反則金収入(=ほとんど警察の収入源)を、気軽に検挙できる移動オービスでアップさせようとしているのではないだろうか?
なにしろ40km/h制限道路を50km/hで走るなんて、日常茶飯事のこと。逆に40km/h以下で走ってるドライバーの方が少ないくらいだが、今後、そのくらいの超過スピードで否応なく捕まってしまうとなると、これは怖い。確かに警察は「1km/hオーバーでも違反は違反」と言ってはいるが、これは、交通取り締まりの目的の一つである「交通の円滑を図る」という主旨を、まさにひっくり返すものだからだ。
とにかく、その真意は、いずれ、移動オービスの台数が増え、日常的に取り締まりが行われるようになれば、明確になるハズ。こいつは当分、警察の動向から、目が離せません!
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