新東名高速の危険オービスが、突如、消滅!

2020/01/20

なぜか、事前警告板と撮影ポイントマークはそのまんま!

在りし日の新東名第一号オービス!

 2013年の春、新東名高速の第1号オービスとして、下り線65.1KP、長泉沼津IC直前に設置された、自動速度取締機、LHシステム。黒い電光掲示板の下に正面から見ると黒く見える端末という嫌がらせ的設置状況から、特に夜間の視認性が最悪、危険なオービスリストのひとつでもあったのだ.

 ところが先週、取材班が現地を通りかかったところ、なんと、2枚の事前警告板、さらに、本体(カメラ&ストロボ)直前の路面に書かれている撮影ポイントはそのままに、本体だけが忽然と姿を消していたのだ!

 確かに今、全国的に固定式オービスの撤去が進んでいるが、最近、実際に撤去されているのは旧型のレーダー式、ループコイル式、そして、いろいろな事情で撤去を強いられているHシステムのみ。LHシステムは、数年前に徳島県、1年半前に栃木県で撤去実績があるが、徳島県のLHは旧型、栃木県は移設というはっきりした根拠がある。わずか7年前に設置されたLHが撤去される理由はちょっと思いつかないというのが正直なところだ。しかも、警告板と撮影ポイントマークが残されたままというのも、どうにも腑に落ちない。

 もしかして警告板は「速度抑止」のために残し、いよいよ移動オービスで取り締まり効率アップを図ろうとでもいうのだろうか。ただし、現在進められている御殿場JCT-浜松いなさJCT間の6車線化工事の影響で一時撤去? とも考えられないこともないが…。

 というわけで、オービスがなくなったからと言って気を緩めることなく、当分は十分注意して安全運転に努めるべし!

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